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目的

 聴覚障害者に豊かな知識と正確な情報の提供を行うとともに、会員相互および一般社会との連帯を深め、聴覚障害者の社会参加を円滑に進めることを目的とする。

協会について

 1947年(昭和22年)1月3日に結成され、1991年(平成3年)4月1日付けで三重県知事が社団法人として認可され、2014年(平成26年)4月1日に一般社団法人に移行した聴覚障害当事者の法人団体です。
 ろう者と支援者がお互いに助け合って仲間を広げ、結成以来75年にわたって聴覚障害者の社会参加と平等のために運動を続け、さまざまな権利を勝ち取ってきました。
 2012年(平成24年)4月1日には長年の運動が実り、聴覚障害者情報提供施設である三重県聴覚障害者支援センターが津市に設置され、当協会がその指定管理者となり、更なる聴覚障害者の福祉向上に取り組んでいます。
 三重県手話言語条例は、聴覚障がいの有無にかかわらず県民が相互に人格と個性を尊重し、安全かつ安心して暮らすことのできる共生社会の実現を図るために議員提案条例として2016年(平成28年)6月30日に制定され、翌年4月1日に施行しました。
 2020年(令和2年)5月に金曜動画inユーチューブ掲載を、2021年(令和3年)3月に「遠隔手話通訳サービス事業」、2022年(令和4年)1月に手話通訳者を付けた運転免許更新講習「特定任意講習」がスタートしました。

活動

/ 私たちの活動

活動

<2023年度 三重県聴覚障害者協会の運動方針>

1 権利

①ろう者が生活のあらゆる場面で手話を言語として使える社会環境の実現に向けて、手話言語法の制定を国に求めるとともに、県内各市町の手話言語条例制定を積極的に支援していく。

②障害者差別解消法の理念に基づき、すべての人への差別解消や合理的配慮がなされる社会づくりに向けて、聴覚障害問題への理解促進を図る。

③「手話マーク」「筆談マーク」を普及し、聞こえない人と聞こえる人の双方が自由にコミュニケーションを取りあえる社会を目指していく。

2 手話言語

①私たちが三重県手話言語条例に求める施策の完全実行を、三重県に求めていく。

②意思疎通支援者(手話通訳者、要約筆記者)及び手話奉仕員・盲ろう者通訳・介助者の養成・派遣・身分保障・頸肩腕障害など、意思疎通支援事業・遠隔手話通訳サービス事業・電話リレーサービスの周知と拡大を目指す。

③手話通訳者養成・手話奉仕員養成の担当講師の指導力や教授法の向上を図るために育成の強化を図っていく。④社会へ啓蒙するため聴覚障害問題や手話などに関わる出版物の販売促進を行っていく。

3 生活

①ろう者の就労環境や手話協力員の環境の向上、ろう教育の充実を求め、福祉や労働、教育問題に取り組んでいく。

②ろう者が安心して暮らせるよう、アイ・ドラゴン4等の日常生活用具給付の拡大を求めていく。

③ろう児・高齢ろう者が豊かで文化的な生活を送れるよう、支援を行っていく。

④聴覚障害者への情報提供、相談支援、意思疎通支援者の派遣や養成等の拠点である三重県聴覚障害者支援センターの運営管理及び発展に取り組んでいく。

⑤災害時に被災ろう者への支援を行える体制を確立する。

4 仲間

①「ろう者の仲間を1つに」と願いを込め、会員拡大(目標数:会員285名、賛助会員125名)に取り組むとともに、会員及び賛助会員へのサービスや支援に取り組んでいく。

②ろう者文化祭と手話フェスティバルの継続、発展を目指していく。

③スポーツ行事や単発事業を通し、文化活動やスポーツ活動を奨励していく。

④会員への情報提供や知識向上のため、日聴紙またみえデフNEWSと季刊MIMIの購読者拡大を目指す。また、ホームページの閲覧者増加に向け啓蒙を図り、更なる運動につなげていく。

⑤2025デフリンピック開催を契機に、きこえない⼦どもや選⼿たちへ夢を与えられるようデフスポーツ・サポーターを増やしていく。

⑥三重通研・県サ連・三重難聴・全要研三重支部・三重要連・盲ろう者きらりの会との連携を深めていく。

⑦第9回東海高齢部グラウンドゴルフ交流会・第49回東海デフ・ヤングフォーラム2023の開催成功を目指す。

 

2023年度三聴障協リーフレットLinkIcon

事業

一般事業

会員への情報発信、機関紙の発行事業、各種行事の開催(福祉大会、手話フェスティバル、スポーツ大会、ろう者文化祭、学習会など)

出版事業

手話に関する書籍、DVD、ビデオやろう運動に関する書籍の販売

委託事業

障害者スポーツ大会選手育成強化事業
指定管理者委託事業・・三重県聴覚障害者支援センター

その他

専門部(体育・青年・女性・高齢)事業、共同委員会・小委員会活動など